前回、税務の業務効率化に必須のショートカットを3つご紹介いたしましたが、
追加のリクエストをいただきましたので、
また2つご紹介いたします。
今回も前回同様に税理士または税理士事務所の職員が使いこなせていないであろうPCスキルの中から、
簡単に習得でき、かつ税務において使用頻度が高いショートカットキーを2つ選んでお伝えします。
前回もお伝えしましたが、
一度にたくさんのショートカットキーの習得に挑戦すると、
ひとつひとつのショートカットキーへの意識が薄れ、使える場面で使うことを忘れてしまい、
結局身につかないことが多いです。
使う頻度が多いショートカットキーに絞って、反復練習してみてください。
前回の記事はこちらです。
Ctrl+Fでページ内を検索
税務においては、
情報を探すという作業が多いです。
お客様ごとに大量のデータを所有することになりますし、
日々税務処理を検討するに際して、
国税庁のHPなどインターネット上の情報や、
社内事例、電子書籍など多くの情報の中から必要な情報を調べる機会があります。
その際に有効なのが、Ctrl+Fです。
例えば、
被相続人が老人ホームに入所していた場合の、相続税の小規模宅地等の特例の適用について、
国税庁の以下のタックスアンサーで、確認する場合、
かなり文字数の多いページですので、スクロールをしながら必要な情報を探すのは大変です。
そこで、Ctrl+Fを使って見てください。
次の画像のように設定した検索ワードが記載された箇所はハイライトされ、
画面が移動します。
知りたかった情報にだけ素早くアクセスすることができます。
Windows+Dでデスクトップを表示する
税務においては複数のウィンドウを立ち上げながら作業をすることが多いと思います。
また、デスクトップ上に、良く使うファイルを置いている場合も多いのではないでしょか。
せっかく良く使うファイルをデスクトップに置いて、すぐに開けるようにしていたとしても、
複数のウィンドウを一つずつ閉じたり最小化してデスクトップを見にいっていては時間がかかってしまいます。
そこで、ぜひ使いたいのがWindows+Dのショートカットキーです。
「Windows」はキーボードの左下にあるwindowsのロゴのキーです。
これとDを同時に押すと、
開いているすべてのウィンドウが最小化されデスクトップを表示することができます。
当然、デスクトップにファイルを置きすぎないことが前提となります。
まとめ
今回は税務で必修のショートカットキーを追加で2つ解説いたしました。
いっぺんに多くのショートカットキーを習得しようとすると、
慣れない操作に時間をとられてしまい、業務が進まず、
結局、キーの使用をやめてしまう事も多いです。
前回の3つと今回の2つの合わせて5つを、
ぜひ反復練習して無意識で使えるようになってみましょう。
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